なる。図中の数字は、b点の高度300mとしてあるが、それよりも高くても低くても、すべて相似型として考えてみた。2−83図でわかるのは、接地点に対する角度θは、無風のときは45°であるが、10m/sでは、10°程度でスタートすればよいことである。高度が異なっても、航跡はすべて相似型に近くなる。したがって、e点からc,c1,c”の角度θは同じである。目安1/4でb点を通過したときは、2−84図のように、接地点に対する角度θは、0°でよい。この両図でわかることは、b点における目安が1/3から1/4になると、θは小さくなる。また、同時に風速が小さくなれば、θ角は無風のとき
の45°に近づくことになる。e点からの見通し角θは、O°に近い。風とこのθ角は、2−85図のようなグラフとなる。このグラフでわかることは、目安を1/3から1/4に変えると、θ角は大きくなる。また、だいたい10m/sのときにはほぼ接地点の横、5m/sのときは30°程度の目安をつけておく。
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